繊維

筒描藍染

筒描藍染

江戸時代から出雲地方に伝わる筒描藍染は、嫁入風呂敷として作り始められた。 糊で家紋、鶴、亀などを描き、藍で染め、乾燥後、糊を落とし絵模様を浮き出させる。 独特な色調は、洗えば洗うほど鮮明になり、藍の香りに加えて、素朴な文様は庶民的な美しさを感じさせる。

主な製品風呂敷・のれん・テーブルセンター

製造業者

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業者名 住所 電話番号
長田茂伸 〒693-0011 出雲市大津町1109 0853-21-0288

広瀬絣

広瀬絣

文政7年(1824年)、長岡貞子が米子の絣の染織技術を習得し、広瀬で広めたのが始まりとされ、広瀬藩の絵師堀江友声の図案で織られた絣も残っている。 独特の型紙を使い、精巧な絵模様を特徴とし、手作りによる素朴で自然な味わいがある。

主な製品着物・布団地・小物入・テーブルセンター

製造業者

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業者名 住所 電話番号
天野尚 〒692-0404 安来市広瀬町広瀬968 0854-32-3384
広瀬絣技術保存会 〒692-0404 安来市広瀬町広瀬1858-4 0854-32-3862

安来織

安来織

安来織は、その技法が確立したのは江戸時代だといわれている。 木綿の糸を用い、柄は手ぐくりにして藍で先染めし織り上げたもので、糸は強く洗えば洗うほど絵模様が鮮明になり独持の美しさが出てくる。

主な製品のれん・バック・帯・テーブルセンター

製造業者

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業者名 住所 電話番号
遠藤京子 〒692-0011 安来市安来町1397 0854-22-2578

出西織

出西織

技術は倉敷で修得された、斐川町出西では、昭和30年(1955年)から製造されている。昭和48年からは「藍の発酵建(あいのはっこうだて)」に着手するなど、綿の栽培から仕上げまでの工程のほとんどが手作業で製造されている。

主な製品服地・帯地・テーブルクロス

製造業者

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業者名 住所 電話番号
多々納桂子 〒699-0612 出雲市斐川町出西3655 0853-72-3120

石見神楽衣裳

石見神楽衣裳

石見地方の伝統芸能の一つ「石見神楽」舞踊で用いられる衣装。石見神楽では舞衣と呼ばれる。明治十五年から次第に華美になり、大正期には現在のような金糸、銀糸の豪華絢爛な衣装となった。 金襴や、繻子、黒ビロードの生地に金糸、銀糸で昇り竜や唐獅子、鶴などの刺しゅうを施し、またメッキされた銅板やガラス玉等も生地に一針ずつ丹念に縫い込んでいく。

主な製品石見神楽衣裳(鬼着、水干、陣羽織、鎧、鎧下、袴、打掛、片きり他)

製造業者

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業者名 住所 電話番号
栩木千秋子 〒697-0053 浜田市大辻町75-2 0855-22-0550
川辺志津枝 〒697-0062 浜田市熱田町1224-2 0855-27-0141
日下悟 〒697-0063 浜田市長浜町1419-1 0855-27-0233

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