石見焼
石見焼とは、江津市を中心とした石見地方で焼かれている陶器の総称であり、特に大型の水かめは独特のもので、18世紀の中頃からこの地方で作られている。陶土が良質であるため高温の焼成が可能であり、堅牢で、耐酸、耐アルカリ性が高い。それ故、漬物かめとしても全国に名が知られている。平成6年、国の伝統的工芸品に指定されている。
主な製品かめ・すり鉢・傘立
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
石見陶器工業協同組合 | 〒699-2841 江津市後地町1315 | 0855-57-0155 |
雪舟窯 福郷惣作 |
〒697-0426 浜田市旭町丸原1 | 0855-45-0036 |
尾上窯 螺山勝実 |
〒697-0023 浜田市長沢町259-1 | 0855-22-6302 |
吉田製陶所 吉田好幸 |
〒697-0005 浜田市上府町2774 | 0855-28-2670 |
石州宮内窯 宮内謙一 |
〒695-0024 江津市二宮町神主2211-3 | 0855-53-0304 |
元重製陶所 元重彰治 |
〒695-0016 江津市嘉久志町1236-4 | 0855-52-2927 |
石州嶋田窯(有) 嶋田孝之 |
〒699-2841 江津市後地町1315 | 0855-55-1337 |
布志名焼
江戸時代の中頃、舩木与次兵衛村政によって開窯された。明治以後、布志名特有の黄釉色絵物全盛の時代となり、国内ばかりでなく海外にまで販路を広げた。 昭和に入ってからは柳宗悦の民芸運動にいちはやく共鳴し、県下の陶芸界にも大きな影響を与えた。
主な製品花器・茶器・酒器・菓子器・日用食器
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
雲善窯 土屋善四郎(幹雄) | 〒699-0203 松江市玉湯町布志名428-8 | 0852-62-0738 |
雲寅窯 舟木康定 | 〒699-0203 松江市玉湯町布志名184 | 0852-62-3830 |
湯町窯 福間琇士 | 〒699-0202 松江市玉湯町湯町965 | 0852-62-0726 |
錦山焼
安政元年(1854年)に松平藩の御用商人油屋宗右衛門により創業され、中海(錦海)にちなんで「錦山焼」と命名された。錦山焼の特色は、独特な成型と多種多彩な釉薬の色調とその配色にある。
主な製品日用食器類・茶器・花器
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
中島剛史 | 〒692-0023 安来市黒井田町1987 | 0854-22-2627 |
萬祥山焼
明治5年頃、日野家八代源左衛門が地元の豊富な粘土を使用して焼いたのが始まりであり、来原焼と呼ばれていた。後に大津の森広操軒の命名で「萬祥山焼」と呼ばれるようになった。 茶道具類が主体であり、酒器、花器などがある。
主な製品茶器・花器・酒器
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
日野勁甫 | 〒693-0011 出雲市大津町2669 | 0853-21-0488 |
楽山焼
江戸時代の初期、延宝年間、萩の陶工、倉崎権兵衛を祖とし、松江藩の御用窯として創業した。 その後、享和元年(1801年)松平不昧公が中絶を惜しみ、名工長岡住右衛門に、再興させ、明治のころから楽山焼と呼ばれるようになった。茶道具が主体である。
主な製品抹茶碗・水差・香合
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
長岡住右衛門 | 〒690-0823 松江市西川津町2512 | 0852-26-0793 |
袖師焼
明治10年、初代尾野友市により松江市上乃木皇子坂に開窯された。三代敏郎は、昭和の初めから柳宗悦の民芸運動に加わり、地元の粘土を用いて、新作の民芸品として日常の暮らしの器物を作るようになった。食器類、酒器、茶器、花器など主として日常家庭用品を製造している。
主な製品日常家庭用品・花器
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
尾野友彦 | 〒690-0049 松江市袖師町3-21 | 0852-21-3974 |
出西焼
昭和22年に窯を開き、以後柳宗悦、河井寛次郎等の指導を受け、県内の伝統的な技法を継承しながら民芸の教えを製法の理念とし、健やかで温かみのある実用の陶器づくりが行われている。
主な製品日用和洋食器・花器
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
(株)出西窯 | 〒699-0612 出雲市斐川町出西3368 | 0853-72-0239 |
出雲広瀬方円窯
方円窯の名は、創業者の祖父が移築愛用していた茶室・方円庵にちなんでつけられた。特徴は、掻落し、鉄絵粉引青釉などを使用した茶器・花器・食器陶彫である。
主な製品茶器・花器・食器
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
亀尾志郎 | 〒692-0412 安来市広瀬町下山佐2534-1 | 0854-32-3933 |
温泉津焼
温泉津焼は宝永年間(1704年)に始まり、主に「半斗(はんど)」と呼ばれた水瓶を造り、日本各地に出荷し、大いに栄え、一時は衰えたが、その後、窯を再興させての製作活動が行われた。耐火性の高い石見粘土を使用し、さらに高温(1300℃)で焼成するため、硬く焼き上がり割れにくい利点がある。
主な製品日用の和洋飲食器、日用の装飾品(花瓶等)
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
(有)椿窯 荒尾寛 |
〒699-2501 大田市温泉津町イ665-30 | 0855-65-2022 |
森山窯 森山雅夫 |
〒699-2501 大田市温泉津町温泉津イ-3-2 | 0855-65-2420 |
椿窯 荒尾浩一 |
〒699-2501 大田市温泉津町温泉津イ-3-4 | 0855-65-2286 |
雪舟焼窯元
画聖雪舟の伝統と芸術をよすがとして、昭和24年、益田籠蔵山麓に初代不徹(昭和38年徹に改名)が、雪舟焼窯場を開く。 酸化銅釉の酸化、還元の微妙な具合でできる雲模様、古陶器を偲ぶ寂びた土色の味が特徴的である。
主な製品茶器、花器、食器
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
福郷徹 | 〒698-0011 益田市染羽町4-29 | 0856-22-2056 |
石州亀山焼
浜田城(別名亀山城)にちなんで、「石州亀山焼」と命名。 代表的な技法は掻落しである。また、辰砂、焼き締め、赤流し、青流し、黒釉、白釉、イラボ釉など多彩な釉薬を使い作品づくりを行っている。近年は草花をモチーフにした作品もある。
主な製品花器、茶道具、皿、カップ等
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
佐々木硯城 | 〒697-0005 浜田市上府町荒相ロ418-1 | 0855-28-2822 |
焼火窯
古くから海上安全の守護神と崇められた焼火(たくひ)山、焼火神社の麓に焼火窯はあり、隠岐の樹木や海藻から釉薬を、赤土から素地を作り出している。
その赤土から隠岐の大地特有の素朴で侘び寂びのある作品が生まれる。
主な製品茶器、花器、食器等
製造業者
横にスクロールできます
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
池田八重子 | 〒684-0303 隠岐郡西ノ島町大字美田973 | 08514-6-1151 |